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ロン・ミュエック展

23日から突然涼しくなった日本。

クーラーが要らない日ってすっごい久方ぶりだよ。

今の室温は28℃。それでもこうも涼しく感じられるとは・・・!

オリンピックもやっと終わって、もう夏も終わりという感じがする。

オリンピックは競泳と柔道を結構見て、体操もちょっと見て、後はボルト!ボルト!ボルト!な感じだった、私的には。

閉会式はちょびっとだけ見た。

ベッカムもレオナもペイジも見逃したとはUK好きとしてどうなのよとか思いつつ、最後の花火を見る。これでもか!とあがる花火。金かけてんなあ・・・。

もう夏も終わりだね~。

そして、もうあの黒光りするヤツに悩まされる日々も終わりだ!

私はやはり北国に住むしかないのだなあとしみじみ感じた今年の夏だった。

さてさて、日曜日、金沢21世紀美術館で開催中の『ロン・ミュエック展』に行ってきた。

Photo_2

金沢はこれが初めて。

いいトコだー。

長野のときも思ったけど、すかっとしてる。

駅は大きくて開放感あるし。

美術館までは歩こうかと一瞬思ったけど、今の時期、兼六園までのシャトルバスが出ているのでそれに乗る。

さすがに混んでるが、仕方なし。一律100円。

美術館に一番近いのは、広坂のようだ。

バス乗ってよかったよ。後で結局かなりの距離を歩くことになったワケだし。

美術館もかなりの人で、チケット売り場も長打の列。

うげ、これは前売り券をコンビニで買っとけば良かったー、と萎えるが仕方ない。

前売り券は大概買っていくんだが・・・まあ、一回前売り券買わなくてよかったー!!と思ったことがある。

それは、渋谷で『ルノアール+ルノアール展』に行ったときで、見ず知らずのマダムが余ってるから、とただで下さったという出来事が起こったときだ。

私の肩を誰かがチョンチョンと叩いたときはえええ?東京に知り合いいたっけ?とビビッて振り向いたが、こういうこともあるんだなあと美術の神に感謝したことよ・・・。

しかし金沢ではそんなマダムには巡り会うはずもなく、あえなく券を買うはめになったのだった。

ロン・ミュエックはデンマークはオーフースのARoSで"Boy"を見て以来、半年ぶりだ。

あの作品はでかすぎて(そして前に中学生か高校生の団体がいたし)ちゃんと見れなかったが、今回はじっくり観察してきた。

ううむ、凄い。

近くで見ると分かるけど、うぶ毛や肌に浮く血管、しわや染み、鳥肌(!)までも超細かく表現されてる。

お手を触れないで下さい、という類の作品だけど、これは・・・触れたくなるよなあ。

"A Girl"とか、あのへその緒のぬるっとした感じや、生まれたての赤ん坊についた血とか、柔らかそうな髪の毛がリアル。

それに表情がまた何とも言えんのだ。

会場の2箇所で流れてるビデオで解説されていたけど、彼の作品って人の心を「ざわめかせる」んだと思った。

どの人物もどこか不安げに視線をさまよわせるところが、そうさせるんだろうか。

ビデオでは製作工程が写されてたけど、これがまた大変な作業なんだよね。

型どりに使う粘土の原型は型を取られた後は「見るも無残」な形になって、廃棄されるんだよ・・・。

あんなに苦労したのに、あっさり・・・。

最初の彩色は反対に塗っていくのに、型を取ったあとはこれが完成作って言ってもいいほどのできばえだというのが凄い・・・。

この後に仕上げで毛を縫いつけたりしていくわけなのに。

こんなに手間をかけて作っているんだもの、まだ作品が40点に満たないっていうのも当然だな。

人間の深遠に迫る展覧会だった。

そういえば、見てる人は一様に自分の腕や手と作品のそれを見比べてた(笑)
「白いなー」とか。

常時ある展示物(?)の『レアンドロのプール』が面白かった!
見飽きないね、これ。
ほんとに人が水をはったプールの中にいるみたいに見える。
実際は水深10cmくらいなのに。
晴れてたらもっと綺麗だったろーなー。
Photo_3

Photo_4

帰りは兼六園と金沢城公園に行ってきた。
今の時期は花もほとんどなくて、何かこう・・・選り取り見取り、ならぬ、よりどり「緑」ってな風景でした。
何で私はこういう観光名所にいつも時期はずれなときに行くハメになるのか。

とはいえ、美しい庭園だった。
特に苔!これも見飽きない。
いろんな種類のがあって・・・育てたい!

金沢城内には時間切れで入れなかったのが残念だが、外からでも「利家とまつ」な雰囲気を楽しんだよ。

この周りには庭園ていうか、森がうっそうと広がっている。

ここにはつい十年前くらいまで大学があったらしい。

・・・城の中に大学!ナイスだ。

しかし手狭になったから移転したんだとか。残念。

城と兼六園を結ぶ橋は結構な高さがあってその下には今は道路が通ってる。

ここは昔、堀で、水がはってあったそうだ。

こんなにも水深があったのか・・・これも大工事だったんだろう。

スケールのでかい、しかし何となくまったりしている金沢。

ちなみに兼六園は石川県民は無料だとか。

県民になりたいかも・・・。

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